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京都大学グライダー部 同窓会 洛風会 定期総会後の座談会に参加して

  • tomron3
  • 2022年7月1日
  • 読了時間: 2分

更新日:2023年1月19日

6月25日(土) 京都大学 吉田キャンパスでグライダー部同窓会 洛風会の定期総会が開催されました。

総会終了後15時50分からの座談会に招かれていましたので都合によりZOOMにて参加致しました。一体どのような座談会になるのだろう?と思いつつ、自己紹介から始まり

この研究所を立ち上げた経緯をご説明し、OBの方々及び現役のグライダー部の学生さんから

多岐に渡る質問を受け、思いのままにお応えしました。


印象に残りましたのは現役の学生さんから「操縦する側と設計製作する側の思考の相違は

どのようなものでしょう?」という質問です。

操縦に専念する方々は命懸けで危険な上空に舞い上がり如何に安全無事に滑走路に軟着陸

できるかという醍醐味を感じる事ができる大変勇気のある人達と思います。

一方、設計製作試験飛行に熱意を抱く方々は、操縦者が如何に安全無事に飛行する事が出来る様に隅々まで機体の構造強度、操縦性、飛行性能向上に神経を使い優良な機体を完成させる事に情熱を注げる人達と思います。

勿論設計者たるもの機体の操縦ができなければ良い設計者にはなれないと思います。

車の運転が出来ない人が車の設計をしている様なものですので。


立命館大学の渡辺透名誉教授との模型飛行機にまつわるお話も心が和むものでした。

他のOBの方々からも興味深い質問があり、楽しい座談会に参加させて頂き感謝申し仕上げます。「航空宇宙工学科がある大学ではグライダー(軽飛行機)を設計開発しては如何でしょう」と最後に申し上げた次第です。

参加された50名の方々、司会進行をされた片山幹事長様、古賀会長様、SH-16Sの保存、風防再現及び譲渡先探しに御尽力されている井庭様他皆々様に感謝致します。

SH-16Sの計器は後日提供致します。

小話です。私も数か所、機体の譲渡先探しに協力させて頂きましたが結果は残念というしか有りません。新北九州空港、旧スペースワールド(新スペースLABO:北九州科学館)、スタジオジブリ*です。

*スタジオジブリの星野康二社長、鈴木敏夫プロデューサー、宮崎駿監督が検討して下さいましたが

しばらくして「大変有難い提案ですが、SH-16Sを活用する術がどうしても思い付きません」

との叮嚀な手紙がプロデューサー付きの秘書の方から(ととろスタンプ付き)が届いています。


齋藤紀 GLIDER航空技術研究所所長 立石昌治

 
 
 

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